NFTの始め方を目的別に解説！NFTを購入してから楽しむまでの流れを旅するように紹介！

NFTは、始めるまでに最短3分・長いと1日以上の時間とある程度の諸費用がかかります。
この時間・コストの差は、どのNFTマーケットプレイス（≒NFTを購入するウェブサイト）を使うかで生まれます。

本記事では、NFTをはじめる目的・NFTの楽しみ方から整理して、皆様がどのNFTマーケットプレイスを使ってNFTをはじめるべきかを解説します。

NFTのはじめ方を目的別で解説

NFTは目的次第ではじめるまでの手順が簡単にも複雑にもなります。
簡単な場合は3分もあればNFTをはじめることはできますが、複雑な場合はNFTをはじめるまでに1日以上かかってしまいます。

何を目的にNFTをはじめるのか

NFTをはじめる目的としては大きく4つ挙げられます。
その中でもNFT自体を目的にはじめるか、NFTが手段となってはじめるかどうかでも分けられます。

本記事で、まず先に目的を整理している理由としては、目的次第でNFTの始め方の手順が大幅に変わってくるからです。
「手軽にNFTを経験」と「しっかりNFTを経験」の間には、時間で言えば1日以上の差が生まれます。また、無駄に多く手数料などがかかる場合もあります。
ご自身の目的に合わせた最適なNFTのはじめ方や楽しみ方を、本記事でご提案できればと思っています！

おさらい：NFTとは

そもそもNFTとは、Non Fungible Tokenの略で日本語では非代替性トークンとなります。
NFT（非代替性トークン）とは、端的には「コピーできないデータを生み出す技術」です。

NFTの「非代替性」を深掘りする上で、上の画像をご覧ください。
例えばですが、Aさんが持っている1BTC(ビットコイン)とNさんが持っている1BTCは全く同等の価値なため、交換しても問題ない「代替性」のあるものです。
一方で、上画像のような、「パイロットの直筆サイン入り制服」と普通の制服では同等の価値ではなく、前者は1点物であり、替えが効きません。これがNFTの非代替性です。

下記の記事では、より詳しくNFTについて解説しています。ぜひご覧ください↓↓

NFTの楽しみ方

現実と連動した楽しみ方

NFTは、デジタルアートを楽しむというオンライン上での楽しみ方に注目されることが多いですが、、、
実は、現実と連動したNFTの楽しみ方がどんどん増えてきています！

現実におけるNFTの楽しみ方の1つとして、NFTを通してどこかの地域と関わりを持つというのがあります！
地域ならではの文化をNFT使って楽しんだり、地域の施設を支援したりと様々な楽しみ方があります！

どこかの地域と関わりを持つ以外にも、その時・その場所だけで楽しめるNFTが出てきています！
例えば、デジタルスタンプラリーに活用されたり、ガチャガチャの商品にNFTが採用されたりと、リアルをNFTでより楽しむ・NFTをリアルでより楽しむ取り組みが増えてきています。

バーチャルと連動した楽しみ方

NFTは元々デジタルアートなどオンライン上のものに紐づけることで、メタバース・バーチャル空間上で楽しめるものを増やす方向で注目されていました。
改めて、どのようにNFTがバーチャルで楽しめるかをご紹介します。

• デジタルアートをメタバース上で飾る
• SNSのアイコンに利用し、自分のアイデンティティにする
• NFTを起点としたコミュニティに参加する
• メタバースの土地や家など権利証明に用いる
• メタバースにおけるデジタルアイテムに用いる

NFTを活用することで、メタバース・バーチャル空間内ではこのような楽しみ方があります！
バーチャル空間自体、無限に広がる拡張性や時間や場所を問わない自由さがありますので、楽しみ方は今後も増えていくと思います！

NFTのはじめ方①：手軽に経験したい方

目的：NFTを手軽に経験したい

本パートでは、昨今のバズワードでもある”NFT”をとりあえず体験してみたい、NFT自体が目的になっている方向けに、NFTのはじめ方を解説します。

実は昨今、「NFTが話題になってきているからまずは経験してみたい」という方はどんどん増えてきています。
ですが、シンプルな目的にも関わらずはじめ方を間違えると、1日以上かかったり、余分な手数料がかかったりと様々な落とし穴があります。

“NFTの経験”を、NFTマーケットプレイスでのアカウント登録/作成、NFTの購入、特典などの享受/活用までの部分と仮定して、メールアドレスとクレジットカードだけでNFTをはじめられるANA GranWhale NFT MarketPlaceを用いた一連の流れを紹介していきます！

＼ ANAグループが提供するNFT ／

手軽にNFTを経験する為の3ステップ

ANA GranWhale NFT MarketPlaceでは、メールアドレスの登録だけでNFTの購入準備が完了します。
NFTを手軽に経験するための3ステップを、ANA GranWhale NFT MarketPlaceを用いて説明します。

手軽に経験したい場合のおすすめNFT

NFTのはじめ方②：しっかり経験したい方

目的：NFTをしっかり経験したい

こちらでは、NFTのみならずWeb3全般をしっかり経験してみたい方向けに、NFTのはじめ方を解説します。

一連の流れとしては、以下の通りです。

1. 暗号資産取引所の口座開設
2. 暗号資産の購入
3. ウォレットの作成
4. ウォレットへの送金
5. ウォレットの接続
6. NFTの購入

手順は多く見えると思いますが、この一連の流れはNFTに限らずDEX・Defiなどその他のWeb3サービス利用にも通ずる最もレガシー的であり汎用性の高い方法です。
こちらのはじめ方では、暗号資産取引所の口座開設・暗号資産送金の手順があるため、1日以上かかる場合が多いです。

しっかりNFTを経験する為の5ステップ

しっかりNFTを経験したい方向けには、世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaでNFTを購入することを前提に、NFTをはじめるまでの5ステップを紹介します。

しっかり経験したい場合のおすすめNFT

NFTのはじめ方③：具体的に欲しいNFTがある方

すでに明確に欲しいNFTが決まっている方は、そのNFTがどこでどのように購入できるかはしっかり確認しましょう。

芸能人や著名人がプロデュースするNFTや、世界的に人気の高いNFTやゲームのためのNFTなど、購入はどこかのNFTマーケットプレイスで必ず行われるとは限りません。各プロジェクトが自身のウェブサイト上で購入（ミント）する仕様になっている場合があります。

「しっかりNFTを経験」のパートでご紹介した5つのステップでNFTをはじめておけば、OpenSeaのみならずMagicEdenやBlurなど様々なNFTマーケットプレイスを利用することが出来ます。このようなマーケットプレイスで国内外様々なNFTから欲しいものを探してみるのはいかがでしょうか？

ANA GranWhale NFT MarketPlaceでは、ANAが販売しているここにしかないNFTがあります。
航空ファンが実際に購入しているANAオリジナルNFTを2つご紹介します。

NFTのはじめ方④：キッカケや手段としてのNFT

NFTをはじめられる方の中には、NFTだと意図しておらず、あくまでNFTがキッカケや手段となってはじめた方もいらっしゃるかと思います。

昨今NFTは、特定地域の応援や、クラウドファンディングのお礼のような形で取り扱われたり、デジタルスタンプラリーとして用いられたりと、日常に溶け込んだ形で利用されることが増えています。

今回紹介した能登半島の伝統的なお祭りである「あばれ祭」のNFTでは、この地域の伝統を守る・支援するキッカケとしてNFTを利用したり、熊本県山鹿市の廃校跡地を活用した「やまがBASE」のNFTでは、施設を利用するための鍵という手段として利用したりと、NFTのはじめかたには様々なものがあると思います。

キッカケや手段としてNFTをはじめる場合には、「4つの注意点」を参考にしながらはじめていただき、NFTを起点としたその取り組みを楽しんでいただければと思います。

NFTをはじめる際の注意点

どのNFTをどのマーケットプレイスで購入するか

NFTをはじめる際には、どのような目的ではじめるかを整理した上で、どのNFTをどのNFTマーケットプレイスで購入するかに気をつける必要があります。

OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスや、各プロジェクトの販売サイトの場合は、購入までに時間がかかることはもちろん、ガス代という手数料が発生する場合があります。

海外のNFTプロジェクトでも、Coincheck NFTなど日本の暗号資産取引所が運営するNFTマーケットプレイスで購入できる場合もあります。
どのNFTを購入するかはもちろん、どこで購入できるのかは事前に調べ上げましょう。

購入時のガス代（≒手数料）

NFTの購入時には、ガス代という手数料のようなものが発生する場合があります。
このガス代は、NFTに限らずブロックチェーン上で取引等を行った際に発生する費用です。

ガス代は、ブロックチェーンの利用者が世界的に増えている（＝ネットワークが混み合っている）際には高騰する傾向があります。2021年〜2022年のDefiバブル・NFTバブルの際には、1つの取引をするだけで1万円以上することもありました。

昨今は、性能の向上などもありガス代はかなり安価かつ落ち着いています。
ですが、ガス代が発生する形式でNFTを購入する際には、どの程度ガス代がかかるかを把握しておきましょう。
(こちらでETHのガス代を確認できます。）

著作権/所有権はない

NFTはよくデジタルデータを所有できるという風にまるで自分の好きにできるような説明されることがありますが、正確にはNFTを購入しても著作権を譲り受けられるわけではありませんし、法律上の所有権もありません。

著作権とは、イラストや画像や音楽などの作品は”著作物”、著作物を制作した人を”著作者”、著作者に法律上与えられる著作物の利用権を”著作権”といいます。現行の法律では、著作物をどのように利用するかは著作者に決める権利があります。法律上では、購入したNFTだとしても、著作者が認めていない場合、NFTをSNSのアイコンに設定することもできません。どのような権利が認められているかはNFT購入前に確認しましょう。

所有権は、「特定の物を使用、収益、処分できる権利」ですが、現行の法律では所有権は有体物にのみ与えられます。
そのため、デジタル上のデータであるNFTは所有権が与えられる対象にはなり得ません。

NFTを購入する際には、信頼できるNFTマーケットプレイスを利用した上で、それぞれのNFTを確認しましょう。

＼ ANA NEOが運営するNFTマケプレ ／

ウォレット管理を厳重に

MetaMaskなどのウォレットを作成し、NFTを購入していく際にはウォレットの管理を厳重に行いましょう。
ウォレットは、暗号資産やNFTという資産に値するものを直接管理する関係上、詐欺に狙われることが非常に多いです。

詐欺師は、SNS上で詐欺DMを送ったり、なりすましを行ったり、精巧な偽サイトを作ったりと様々な試みを日々仕掛けてきます。もし、これらの詐欺に引っかかってしまうと、これまで集めたNFTや暗号資産が全て盗まれてしまうという事態に陥ってしまいます。

美味しすぎる話には乗らない・他人が送ってきたWebリンクは触らない、一般的な詐欺対策の心得ですがNFTをはじめる場合にも気をつけましょう。

NFTのはじめ方　まとめ

本記事では、NFTの目的・楽しみ方の整理からそれぞれに適したNFTのはじめ方について詳しく解説しました！
はじめ方によっては、3分程度で終わるものもあれば、1日以上かかるものもあります。

また、購入するNFTによっては購入できる場所をしっかり確認する、NFTをはじめる際の4つの注意点に気を付ける。
これらを踏まえることで万全な形でNFTをはじめることができると思います！

この記事が、NFTをこれからはじめる方々の一助となれば幸いです。